漆黒の闇を、悪魔を思わせるその姿。
でも分かるの。
貴方が天使のように優しいってこと。
貴方を嫌いって言う人もいるけど、それはまだお子様なのよ。
貴方のよさが分かってない証拠だわ。
勝手に言わせておけばいい。
私は貴方のこと好きだもの。
貴方との一時は穏やかで、安らいで、落ち着く。
でも、誤解しないでね。
私、いまだに貴方に会ったり貴方に触れる度、ドキドキしてしまうの。
今日の貴方はどんな表情を見せてくれるのかしらって。
それはまるで甘い恋のようかもしれない。
毎日会っているのにいつまでもなれないのは、貴方が魅力的すぎるからだわ。
これじゃ一生離れられない。
こんなに私を誘惑してどうするの?
珈琲。
悪魔のように黒く、天使のように優しく、恋のように甘い時間をくれる貴方。