甘い。
甘い。
砂糖のような甘さじゃなくて、
蜂蜜や果物のそれとも違う。
お菓子とも。
何だろう、この甘さは。
この人といると体の中から甘い感じが込み上げてくすぐったいような可笑しい様なそんな感じになる。
どうしたんだろう。
他の人といてもそんな風にはならないのに。
とりあえず、この人は甘い。
だからスキ。
それで良っか。
すきな人とは一緒にいたい。
そんな当たり前の事が叶ってる。
それで十分じゃないか。
……なので考えるのやーめた。
今の状態で十分幸せなのだから。
すきな人に囲まれて、
すきなことが出来て、
毎日平和に生きられる。
それで十分。
それ以上何を望むというのだろう。
これを守るためなら
この状態をキープするためなら
私は
そんな苦難も耐えられる。
多分。